登録ボタンを押した瞬間
夕方の18時頃だったと思います。次の引越しの見積もりを取ろうと、検索結果の上の方に出てきた「引越し一括見積もり」のサイトに、軽い気持ちでアクセスしました。
名前、電話番号、現住所、引越し先、荷物の量。フォームに入力していくこと約3分。最後の「送信する」ボタンに指を置いたとき、ふと「これ、本当に大丈夫かな」と一瞬だけ思いました。でも、考えるより先に、指は動いていました。
送信完了の画面が出た瞬間、ほとんど時間差なく、ポケットの中のスマホが震えました。
「一括見積もり、軽い気持ちで登録しただけだったのに。」
これは、ある引越しシーズンに、軽い気持ちで「一括見積もりサイト」に名前と電話番号を入れた僕が、その日の夜から経験することになった現実の話です。長くなりますが、これから引越しを考えている方、特に「電話で営業されるのが苦手」な方には、最後まで読んでほしい。
夕方の18時頃だったと思います。次の引越しの見積もりを取ろうと、検索結果の上の方に出てきた「引越し一括見積もり」のサイトに、軽い気持ちでアクセスしました。
名前、電話番号、現住所、引越し先、荷物の量。フォームに入力していくこと約3分。最後の「送信する」ボタンに指を置いたとき、ふと「これ、本当に大丈夫かな」と一瞬だけ思いました。でも、考えるより先に、指は動いていました。
送信完了の画面が出た瞬間、ほとんど時間差なく、ポケットの中のスマホが震えました。
「もしもし、〇〇引越センターの△△と申します。今、お見積もりのご依頼をいただきまして——」
電話に出てから10秒もしないうちに、キャッチホンの音が鳴りました。通話を保留にして、もう一本に出ると、別の引越し業者でした。「お見積もりの件で——」。同じセリフが、別の声で続きます。
そしてそのキャッチホン中に、また着信が入ったのを、画面の通知でちらりと見てしまいました。
営業電話が、滝のように降ってきた夜だった。
本当はその時間に夕食を食べる予定でした。でも、電話を切るたびに次の電話が鳴る。出ないと留守電が入る。出ると「今すぐ訪問お見積もりに伺えます」「明日の午前中はいかがですか」「他社さんよりお安くできます」——。
断っても、断っても、電話は止まりませんでした。あとから知ったことですが、一括見積もりサイトの仕組み上、僕の入力した情報は瞬時に複数の引越し業者に同時送信されており、各社の営業マンが「先に取った者勝ち」のような状態で、一斉に電話をかけてきていたのです。
「申し訳ありません、すでに他社で決めました」と嘘までつきました。それでも電話は止まりませんでした。
夜中近くになって、ようやく電話の頻度が落ち着いてきました。スマホの「最近の通話」を開くと、画面いっぱいに知らない番号が並んでいました。数えてみると、ちょうど20件。全部、違う引越し業者でした。
翌朝も、午前中だけで5件。昼休みに3件。夕方にまた数件。SMSも届いていました。「ご連絡いただきたく」「お電話お繋がりにくい状況のようですので」。
軽い感じのノイローゼになりました。引越しの見積もりを取ろうとしただけだったのに、僕の生活は、知らない人からの電話に占拠されてしまったのです。
もう二度と、こんな見積もり方はしない。
後で冷静に調べてみて、初めて理解しました。一括見積もりサイトの多くは、入力された個人情報を「リード(見込み客の情報)」として、提携している多数の引越し業者に同時に売っているのです。
つまり、僕の名前と電話番号は、僕が知らないところで一斉に複数業者にばら撒かれていました。だから、登録ボタンを押した瞬間に、何十件もの営業電話が一斉に鳴る仕組みになっていたのです。
「比較できて便利」という建前の裏で、消費者は「一斉売り込みの標的」にされていた——というのが、僕が経験した『引越し地獄』の正体でした。
さんざん懲りた僕は、その後しばらく経って次の引越しが必要になったとき、徹底的に調べました。「電話営業されない一括見積もり」「コンシェルジュ型」「メール見積もり」——いろいろなキーワードで検索を重ねた結果、ある事実を知ることになります。
業界には、ちゃんと「電話地獄を起こさない仕組み」を作った見積もりサービスが、ちゃんと存在していました。各業者に直接情報をばら撒くのではなく、間に専門のコンシェルジュが入って、電話のやりとりを一本化してくれるタイプのサービスです。
「最初からこれにしておけば、あの夜の20件は鳴らなかったのに」——そう思いました。だから今、僕と同じ目に遭ってほしくない人のために、この記事を書いています。
僕が「最初からこれにしておけばよかった」と心の底から思った、電話の一斉爆撃が起きないタイプの引越し見積もりサービスが「ラクっとNAVI」です。専任のコンシェルジュが間に入って業者とのやりとりを代行してくれるので、僕のように「20件の着信」で夕食を諦めることはありません。
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