フレッツ光とは?NTTの光回線サービスの基本

フレッツ光はNTT東日本・NTT西日本が提供する光ファイバー回線サービスです。自社で全国に光回線インフラを持つ唯一の事業者であり、エリアカバー率の広さは国内随一です。ただし、フレッツ光単体ではインターネットに接続できず、別途プロバイダとの契約が必要です。プロバイダには「OCNひかり」「ぷらら」「IIJmio光」など多数の選択肢があります。

  • 提供エリア:NTT東日本(関東・東北・北海道)、NTT西日本(それ以外)の全国
  • 回線タイプ:ギガライン(最大1Gbps)とクロス(最大10Gbps)の2種類
  • プロバイダ:別途選択が必要(月額300〜1,000円程度が追加)
💡 フレッツ光とプロバイダ一体型サービスとの違い

ドコモ光やauひかりはフレッツ光の回線を使いつつプロバイダ料金も一体化した「コラボ光」です。請求が1本化されるため管理が楽になります。

料金プランまとめ(マンション・戸建て別)

フレッツ光の月額料金はプロバイダ料金を別途加算する必要があることに注意が必要です。以下はNTTへの回線料金のみの目安です(プロバイダ料金は別途300〜1,000円程度)。

プランマンション戸建て
ギガライン(最大1Gbps)約2,750円〜約5,940円〜
クロス(最大10Gbps)約4,290円〜約6,820円〜

コラボ光(ドコモ光・auひかりなど)と比較すると、フレッツ光単体は回線料金+プロバイダ料金の合計が割高になりやすいケースがあります。ただし、プロバイダを自由に選べる柔軟性はフレッツ光固有のメリットです。

実際の通信速度と安定性

フレッツ光の実測速度はプロバイダや時間帯によって大きく異なります。昼間や深夜は比較的速く、夜20〜23時のピーク時間帯は混雑により速度が落ちることがあります。

  • ギガライン:実測の平均は100〜400Mbps程度(時間帯・プロバイダ依存)
  • クロス(10Gbps):実測でも数Gbpsが出るケースあり、高速対応ルーターが必要
  • 安定性:有線LANではほぼ安定。Wi-Fiの速度は端末や電波環境に依存

速度を最大限に活かすには、対応しているルーターを使い、できるだけ有線接続することを推奨します。

引越し時に転用・移転する手順

フレッツ光を現在契約している場合、引越し先でも継続して使う「移転」と、コラボ光へ切り替える「転用」の2つの方法があります。

  • 移転(フレッツ光のまま継続):NTTに移転申込を行い、引越し先で工事を受ける。解約違約金なし。プロバイダも引き続き利用可
  • 転用(コラボ光へ切り替え):ドコモ光・auひかりなどへ転用すると「転用承諾番号」が必要。解約違約金が発生するか事前確認を
📋 移転申込のタイミング

引越し1〜2ヶ月前にNTTへ連絡するのが理想です。引越しシーズン(3〜4月)は工事が混み合うため、早めの予約が重要です。

フレッツ光がおすすめな人・おすすめしない人

フレッツ光は万人向けではなく、向いている人・向いていない人がはっきりしています。

おすすめな人おすすめしない人
プロバイダを自分で選びたい人料金をシンプルにまとめたい人
すでにフレッツ光契約中で移転する人スマホセット割を最大活用したい人
法人・SOHO用途で細かく設定したい人引越し後すぐネットを使いたい人

一般的な引越しの場面では、スマホのキャリアに合わせたコラボ光(ドコモ光・auひかり・ソフトバンク光)の方が月額コストを抑えやすくなります。フレッツ光の継続が有利なのは、現在の契約を活かしてそのまま移転するケースが中心です。